NEWS2021

Geant4を再度Windowsに

CERNの本家のインストールページを見ながら作業する。One Driveがいっぱいにならないように%homepath%Geant4フォルダーで作業する。

Qt5となるとVisual Studio Community 2019のC++だけ選んでInstallとなる。Qt5.15.2のmsvc2019とQtXXXにチエックを入れてinstallする。Geant4はGitHubのzipを入れた。展開すると入れ子になっていたので、一つ上に移動した後、cmake、作業はDeveloper Command Promptでやるとpathが適切にセットされる。

cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX="%HOMEPATH%\Geant4\geant4-11.0.3-install" -DGEANT4_USE_QT=ON -DGEANT4_INSTALL_DATA=ON "%HOMEPATH%\Geant4\geant4-11.0.3"
cmake --build . --config Release
cmake --build . --config Release --target install

WindowsでC++の勉強をするにはGeant4のhands onのチュートリアルを解凍し、C++の演習のところにnkfを入れて

.\nkf32.exe < C01Tab > C01..2.cc
cl /EHsc C01..2.cc

コードの編集はメモ帳(notepad)を使う。コードの雰囲気がつかめたら走らせる。extendedのHadr04をg4workにコピーして、同じところにbuildをつくる。そのあとinstallに行って環境変数を設定する。

cd %HOMEPATH%\Geant4\geant4-11.0.3-install
call geant4.bat  //データーの場所を設定
cd %HOMEPATH%Geant4\g4work\Hadr04-build
cmake ..\Hadr04
cmake --build . --config Release
 .\Release\Hadr04.exe

しばらく使わずにいて、使い方を忘れてた。

cd geant4-11.0.3-install
call geant4.bat
cd ..\
cd g4work
cd extended\Hadr04-build
.\Release\Hadr04.exe

立ち上がったら、一番下のコマンドの入力のところで

/control/execute vis.mac

減速材の様子を見るために3つ設定できる。最初はただの水。これは水素が吸収する。炭素は繰り返し反射して外に出ていく。重水も同じ。最後はただの水。

/testhadr/det/setMat graphite
/testhadr/det/setMat HeavyWater
/testhadr/det/setMat Water_ts

Early 2014のMacが残り10G

120Gがいっぱいで、240GのSSDをかったのでBig Surの状態でTimemachineにバックアップを取って交換した。買ったSSDはHigh Sierra以降でないと読めないらしい。Command+Rだと1GとTimemachineのHDDしか認識しない。どうも1Gのboot diskがどこかについていて、Command+Rで起動したみたい。仕方がないので、近くにあったHigh Sierraまでしか出来ないEarly2010でインストールUSBを作った。Command+Option+Rで立ち上げると、SSDが見えていた?(ディスクユーティリティー)いろいろやってUSBから立ち上げて、SSDにHigh Sierraは入った。そこからTimemachineはまだ使えなかったので、Big Surにアップデートすることにした。最初は暗号化中とかいうことで出来なかったが、しばらくするとBig Surのインストーラーが起動した。インストールまで2時間ということなので、その日はそれで終了となった。Timemachiineは60Gになっている。OfficeやXCode, Geant4など全部復元できるのか?次の日になり、HDDを繋いだままCommand+Rするともう一度OSインストールとなった。再起動をしたりして、移行アシスタントを動作させると、ようやくHDDに入ったTimemachineのファイルを使った回復動作が始まった。試行錯誤的な世界。完全に回復した模様。一安心。M1やM2のAppleシリコンへの買い替えも考えよう。パワポを立ち上げたら、ライセンスが切れていた。大学のやつだったから、退職した関係であかんのですかね。教育大でも龍谷でも行けそうだったが、取り敢えず教育大でOffice365を入れ直した。

Geant4のG4NDLのデータを見る

拡張子が見慣れないものなので検索した。以下でテキストファイルができる。Ubuntuには入っていた。zlibのパッケージがあるのか。

zlib-flate -uncompress < xxx.z > xxx

餅は餅屋で、原子核のデータは以下のページからグラフを表示できる。youtubeのChernobyl事故のページを見たら使っていた。

https://www.oecd-nea.org/jcms/pl_44624/janis-books

古いマックはJavaも入っていたので、JANIS.jnlpも使ってみた。Windowsdでもzipをあけるとバッチファイルがある。立ち上げたら、左のアイコンをあちこちクリックしてグラフを表示する。EXFORは実際のデータで、それを曲線で表現したのがENDF/B VIIIみたいだった。Cd113などの同位体をクリック、MT-1でPにチェックを入れるとグラフが表示される。Chernobyl事故でよく出る正のボイド効果の水素の熱中性子吸収断面積は1点だけ古いデータがあるのみ。0.66b。

マンハッタン計画の様子

ウラン濃縮はこの二つのプラント

https://www.atomicheritage.org/location/oak-ridge-tn

ビデオに出てくるおじさんの話では、4つの計画を試験的にやったが、遠心分離も失敗しカルトロンとダニングの熱拡散が実際のプラントになったと説明している。熱拡散で濃縮しカルトロンでU235を単離したようだ。

Geant4のHadr04をやってみる

授業の準備。

/testhadr/det/setIsotopeMat U235 92 235 18 g/cm3
/process/list
/process/had/particle_hp/produce_fission_fragment true
/run/beamOn 1

などとしてみた。これで核分裂プロセスがオンになる。物理プロセスの数はとても少ない。まあ一応核分裂すると言う程度。分裂生成物は動かないので見栄えはしない。連鎖反応にはこのままだとならない。色々スイッチオフされているからか?連鎖反応になってもシミュレーションが終わらなくなり困る。

一方、日本でのチュートリアルではFTFP_BERT_HPとかまとめてプロセス登録するので数えきれない数が設定される。G4_Uに中性子を打ち込むと、α崩壊やベータ崩壊が起きた。基本的にU238なので。U235はどう設定しているのか?

龍谷大学の物理基礎実験と物理実験を担当

電子の比電荷を物理学基礎実験で担当した。参考までに「電子と原子核の発見」のJ.J. トムソンの実験結果についての記述では、「トムソンが得た質量/電荷の比は1.1e-11から1.5e-11kg/Cの間であった。」とあります。はじめての研究なので現在の0.56857e-11kg/Cとかなり違っていると書いてあります。

LTSpiceのFETアンプの実験用ファイル

準備として、アナログデバイスのページからLTSpiceをインストール。昔はProgram Filesに入ったが、最近はUsersのホームの隠しファイルAppDataにインストールされる。netで2SK30AのSpice用設定を見つけて、lib cmpのいくつかあるstandardのうちjfetと書いてあるファイルをダブルクリックして、後ろのあたりにコピペする。お絵描きの時、コンデンサーの回転は手アイコンで移動状態にしてCtl-R。

まずは普通の応答状態確認。(トランジェント解析)増幅率があまり上がらない。30dBより大きいのに。

周波数応答。(AC解析)増幅率の値がおかしい。->AC解析では入力の振幅は1Vがお約束。30dBの増幅度だから0.01にしてなどとすると、入力が-40dBぐらいになる。つまりオフセットを作ってしまって悩むことに。

jfetで 高い増幅率を設定するにはどうしたらいいのか。->30dBぐらいのはPN4117でよかった。たまたま最初に選んだのがそれ。いっぱいあってわかりません。

https://ji1nzl-official.blogspot.com/2017/02/n-mos-fet-jfet-ltspice.html

こちらのファイルだと悩まずに済みます。1000kを10000kHzにすると高周波の増幅度ドロップも表示されます。

LTSpiceで非安定マルチバイブレーターの実験用ファイル

慣れてきたら、エディターでいろんな回路を作ってみましょう。めんどくさいのがコンデンサーの回転。

このファイルは元のファイルがあったので、えらく窮屈に素子が配置されてます。LEDは日亜化学のが最初からあった。日本メーカーはほとんどないのに不思議。


添付ファイル: fileFETAmpRyukoku2.asc 56件 [詳細] fileFETAmpTest.asc 53件 [詳細] fileFETAmpRyukoku.asc 142件 [詳細] fileastableRyukoku3.asc 161件 [詳細]

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Last-modified: 2023-10-23 (月) 20:34:07 (193d)