オブジェクトは結構難しいものです。データの塊というか、その処理全般を記述
したものです。文字列のデータのオブジェクトを定義するには結構長い分かりに
くい記述になってしまいます。この例では、文字列のポインタがオブジェクトの
本体のように見えますが、実際にはオブジェクトが作られるときにコンストラク
ターが呼ばれます。そのときには、文字列が渡されるので、文字列をいれ
るメモリーを割り当てています。オブジェクトは作られたらまた消されることに
なるので、このときの手続きをデストラクターとして定義しておかなければなり
ません。またこのオブジェクトを使う人が関数の引数としてオブジェクトが使え
るようにコピーコンストラクターを定義しておくことも場合によっては必要です。