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CDF実験を紹介します
- CDF のシフトを取りました
- 去年の11月にCDFのシフトが回ってきました。現在は陽子6バンチと反陽子
6バンチがテバトロンの中に貯められます。陽子のバンチの中の粒子の数は
20X10^10程度で反陽子のバンチの中の粒子の数は6X10^10程度でした。ルミノシティ
は1X10^31程度で最高記録の半分程度でした。これでも調子が良ければ一日で
1(pbarn)^-1足らずのデータがたまる勘定にはなるわけです。実際には2週間かかって
2(pbarn)^-1足らずしかたまりませんでしたが。アップグレードをおこなって99バンチも
将来は貯めようということですが、そんなに入るものなのか、というのが正直な
感想です。6バンチでも苦労していました。
- データ解析は大本氏に教えてもらって進めてみます。Exclusive反応の質量と
寿命の同時Likelihood解析はサンプルを作りましたので関係者の方は連絡下さい。
- Bsの振動がどう見えるか調べるためにDs piモードを解析してみました。トリガーが十分でないので、このモードでは見えないことがわかりました。
- トップの解析コードをSGIに移して解析できるようにしましたが、暇がなくてトップの質量の解析ができません。時間があれば早くやってみたいところです。ちなみにPCに台湾の人達が移植したそうです。
Ryuichi Takashima(ryuichi@kekvax.kek.jp)